オンラインカジノの決済で活躍するエコペイズも利用する場合には手数料が発生します。
しかし、その手数料はランクのグレードや利用の仕方によって大きく変わってくるのも事実です。
そこで今回は、エコペイズの手数料について解説し、どのようなタイミングでいくらかかるのかといったことをまとめました。さらにエコペイズを利用するにあたって手数料を節約するコツについても紹介していきます。
エコペイズの手数料が気になる方はきっと参考になるでしょう。
ecoPayz(エコペイズ)の手数料一覧
決済タイプ | 決済手段の種別 | 手数料 | 備考 |
---|---|---|---|
入金 | 銀行振込 (ワイヤーペイ) | 5%※1 | 国内の金融機関のATMから振込可能。 |
銀行振込 (ローカルバンク) | 7%※1 | ネットバンクによる入金方法、申請後1時間以内に振込を完了させる必要あり。 | |
仮想通貨 | 無料※1 | ビットコインやテザーなど多数利用可能。 | |
エコバウチャー | 2.90%※1 | 現在、日本では利用不可。 | |
クレジットカード | 1.69~6.00%※1+ $0.27※2 | オンラインギャンブル目的での利用不可。 | |
出金 | 高速現地送金 | 1%(最低$16.23)※1 | 国際送金手数料が発生。 |
ローカル出金 | 1%(最低$16.23)※1 | 銀行口座登録は英語で登録する必要あり。 別途コルレス銀行の手数料及び国際送金手数料が発生。 | |
エクスプレスローカル送金 | 6%(最低$16.09)※1 | コルレス銀行の手数料及び国際送金手数料が発生。 | |
その他 | 休眠アカウント手数料 | $1.60(毎月) | 6か月以上アクティビティがないと判断された後、毎月$1.60徴収されます。 |
※1.会員ランクに関係なく一律。ただし、銀行側で別途手数料が発生することがあります。
※2.居住地や通貨により若干異なる場合があります。
エコペイズの利用でかかる主な手数料は、入金、出金、換金、そして口座維持の4つです。
まず、入金手数料は手元の口座などからエコペイズへ入金する際に発生します。
次の出金手数料は逆にエコペイズから手元の口座へ出金する際に支払わなければなりません。
エコペイズ登録直後のクラシックアカウントの状態では、
出金には対応していません。
クラシック | シルバー | ゴールド | プラチナ | VIP | |
---|---|---|---|---|---|
為替手数料 | 2.99% | 2.99% | 1.49% | 1.49% | 1.25% |
アカウント間の送金 | ✕ | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
他アカウントへ送金 | ✕ | 1.50% (最低額 0.53 USD) | 無料 | 無料 | 無料 |
エコペイズはドルやユーロといった外国のお金で管理されていることが多く、それを日本円にする際にも費用がかかるのです。そして、それらの手段やグレードが変わっても手数料は異なります。
シルバーランクへのアップグレードが必要
エコペイズにはランクがあります。実は、エコペイズに登録しただけの状態では、クラシックアカウントと呼ばれるランクです。この初期状態のランクではオンラインカジノへの入金やエコペイズからの出金ができません。
そのため、エコペイズのアカウント設定で本人確認などの手続きを行ってシルバーアカウントへランクアップする必要があるのです。
この手続きをすることでエコペイズでもオンラインカジノへの入出金や自分の銀行口座への入出金がスムーズにできるようになります。
エコペイズに登録したら、まずは速やかにアカウントをグレードアップするため、本人認証の手続きを取るようにしましょう。審査には時間がかかるので、早めに行うのがおすすめです。
住民票と運転免許証はオンラインカジノの本人確認でも
利用する場合が多いので用意しておくと便利です。
ecoPayz(エコペイズ)資金の流れと手数料について解説
ここからは具体的にエコペイズの資金の入出金や換金など、お金の動きで発生する手数料について解説していきましょう。オンラインカジノへの入出金だけでなく、それ以外の様々な手数料を知っておくことでお得にエコペイズを利用できるヒントを知ることができます。
それではエコペイズにどんな手数料があるのか項目別に解説しましょう。
オンラインカジノとエコペイズの資金のやりとり
最初にオンラインカジノとエコペイズとのやりとりについて、解説します。
その流れは、登録、入金、送金、出金の4ステップで行われます。
まず、エコペイズへ登録をしましょう。この時点ではオンラインカジノへの送金ができないため、シルバーアカウントへのアップグレードの手続きも行います。
次に手元の資金をエコペイズへ入金をしていきますが、クレジットカードで入金してしまうとオンラインカジノへの入金ができないので注意しましょう。
シルバーアカウントになったら、オンラインカジノへ送金します。オンラインカジノへの送金は、カジノによって手数料が設定されているものの、無料がほとんどです。そして利益が出たらオンラインカジノから出金し、エコペイズから自分の口座へ出金するというのが一連の流れです。
ecoPayz(エコペイズ)へ入金の際の手数料
決済タイプ | 決済手段の種別 | 手数料 | 備考 |
---|---|---|---|
入金 | 銀行振込 (ワイヤーペイ) | 5% | 国内の金融機関のATMから振込可能。 |
銀行振込 (ローカルバンク) | 7% | ネットバンクによる入金方法、申請後1時間 以内に振込を完了させる必要あり。 | |
仮想通貨 | 無料 | ビットコインやテザーなど多数利用可能。 |
エコペイズへの出金手数料は、シルバーアカウントもクラシックアカウントも、それ以上のランクのアカウントであるゴールド、プラチナ、VIPのいずれも手数料は一律です。
まず、銀行振込はいずれも入金額の5%に設定されています。また、仮想通貨による入金にも対応しており、こちらは無料での入金が可能です。
また、日本では一般的ではありませんが、ネット上でチケットを購入してそれをチャージするエコバウチャーと呼ばれる手段の場合は、入金額の2.90%とエコバウチャー購入手数料が合算された金額が必要になります。エコバウチャーは平均して総額で入金額の8~14%となっており、突出して手数料がかかることを知っておきましょう。
※2023年2月現在、日本市場ではエコバウチャーの利用はできなくなっています。
エコペイズではクレジットカード入金にも対応していますが、オンラインゲーミング目的でのクレジットカードの利用はできません。
ecoPayz(エコペイズ)から出金(送金)の際の手数料
決済タイプ | 決済手段の種別 | 手数料 | 備考 |
---|---|---|---|
出金 | 高速現地送金 | 1%(最低$16.23)※1 | 国際送金手数料が発生。 |
ローカル出金 | 1%(最低$16.23)※1 | 銀行口座登録は英語で登録する必要あり。 別途コルレス銀行の手数料及び国際送金手数料が発生。 | |
エクスプレスローカル送金 | 6%(最低$16.09)※1 | コルレス銀行の手数料及び国際送金手数料が発生。 |
エコペイズから出金する際の手数料は、出金ができないクラシックアカウント以外、アカウントによって費用が異なります。確かにアカウント間の送金はいずれも無料でできますが、シルバーアカウントのみ自分以外のエコアカウントへの送金で出金額の1.50%(最低額0.50ユーロ)が発生します。
しかし、ゴールド、プラチナ、VIPは無料です。最も利用頻度が高い銀行送金による出金は、プラチナランクまで一律5.90~10.00ユーロの手数料が発生します。一方、VIPランクの方の場合は、2.90~7.00ユーロに設定されており、安価に利用できるようになっているのが特徴です。このように出金手数料はランクによって異なるのがポイントです。
通貨を換金する時の手数料
クラシック | シルバー | ゴールド | プラチナ | VIP | |
---|---|---|---|---|---|
為替手数料 | 2.99% | 2.99% | 1.49% | 1.49% | 1.25% |
エコペイズの手数料は、入金や出金だけではありません。エコペイズは海外のサービスなので、日本から入金する場合、途中で通貨を交換します。さらに出金する場合も日本の銀行口座などへ出金する場合に通貨を交換しなければなりません。そのタイミングで発生するのが手数料で、こちらもランクによって異なります。クラシックやシルバーアカウントの場合は送金金額の2.99%に設定されています。
それらの上位アカウントであるゴールドやプラチナは送金額の1.49%、VIPは1.25%です。送金金額が高額になるにつれ、グレードが下がるにつれ、手数料が高額になりやすい点に注意しましょう。ゴールドアカウント以上になると安くなるので、その点にも注目です。
その他発生する手数料
エコペイズではその他発生する手数料として、アカウント維持管理料が挙げられます。これは、6か月間の間に入金や送金を行っていないアカウントに対して口座の維持費用が発生する仕組みです。アカウント維持手数料は毎月発生するようになっており、アカウントのグレードに関わらず月額1.5ユーロの費用が発生します。
管理費用対策として、エコペイズに入金や出金申請を行った後、途中でキャンセルし、アクティビティの履歴に残す方法は無効なので注意しましょう。
実際は資金のやりとりはされていないのでアカウントがアクティブとはみなされない事になります。
ただし、口座残高がゼロになっていれば、維持管理料が引かれることはありませんから、もし当面の間エコペイズを利用しないという場合は、残高をゼロにしておきましょう。そうすることでアカウント維持管理料がひかれることはありません。エコペイズでは、このように日本の銀行で実施していない口座手数料も利用方法によって発生してしまうことを知っておきましょう。
6か月以降は毎月休眠手数料が発生してしまうんですね。
アカウント休眠扱いになると入出金ができなくなる事があります。
復活させるには、サポートに連絡する必要があります。
ecoPayz(エコペイズ)の為替について
エコペイズは先ほど紹介したように海外のサービスです。そのため、日本から入金をしたり、あるいはエコペイズから日本へ出金したりといった場合は、通貨を変更する必要があります。つまり、異なる通貨が交換(売買)される際の交換比率である為替相場の影響を受けるのです。さらにその交換も手間がかかるのです。ここではそんな為替について触れていきましょう。
為替手数料が発生する
エコペイズは、チャージしておく通貨の口座が変更できます。ドルでの口座を作ることもできれば、日本円での口座を作ることもできるのです。エコペイズから日本の銀行だけのやり取りであれば、日本円の口座にしておけば、為替で両替することはありません。
しかし、オンラインカジノを利用する場合は、日本円口座の場合、日本円をドルに交換して入金する必要があります。
さらにドル口座にすれば、オンラインカジノの入出金で日本円をドルにする必要はないものの、エコペイズから日本への入出金で交換しなければならないのです。このような通貨の交換には手間がかかるので、その手数料としてエコペイズでは先ほど紹介したような為替手数料を設定しています。
時価・為替レートの影響を受ける
常にユーロと日本円、あるいは米ドルと日本円の価値が固定されていればいいのですが、変動相場制という経済システムによってそれらの価値は常に変化しています。その変化は為替レートと呼ばれる言葉で表現され、1ドル120円の時もあれば、1ドル150円を超える時もあります。そして、為替レートの影響は、エコペイズも例外なく受けるのです。
たとえば、1ドル120円の時に100ドル分出金すれば12,000円程度の金額が振り込まれますが、1ドル150円の時に同じく100ドル出金すれば、それより高額の15,000円程度の金額が振り込まれます。エコペイズの独自レートなのでここまでシンプルには行きませんが、いずれにしても為替レートの影響を強く受けるのです。
ecoPayz(エコペイズ)手数料の節約術
ここまで解説したように、エコペイズでは入出金や口座維持、さらには通貨の両替といったタイミングで手数料が発生します。そのため、せっかく用意した資金が目減りして入金されたり、せっかくオンラインカジノで儲けたお金が手数料でひかれて出金されたりといったことも珍しくありません。
このように手数料でオンラインカジノの利益などが失われてしまいます。
しかし、今から解説する手数料の節約術を行うと、その費用が軽減できます。それではみていきましょう。
オンラインカジノの取り扱い通貨とあわせる
オンラインカジノの取り扱い通貨と口座を合わせるというのが節約術になります。エコペイズでは、口座の通貨単位を設定できます。この通貨単位を利用する予定のオンラインカジノに揃えることで、オンラインカジノの入出金による為替手数料が必要なくなります。
これによって、より多い金額が入金できて、より多い金額をエコペイズへ出金できるようになるのです。日本にある自分の銀行口座は、為替レートを見て、有利なタイミングで入金や出金をすれば、為替レートで得をした分、為替手数料が軽減できます。
ちなみにこの方法を使うと、レートによっては換金手数料が20%以上安くなることもあるので、エコペイズの口座はオンラインカジノの通貨に合わせておくのがおすすめです。ちなみに利用するオンラインカジノの通貨単位は、そのオンラインカジノの利用規約などを読めば記載されているので、サイトにアクセスして利用規約を読んでみるのがおすすめです。その上でエコペイズの口座を決定しましょう。
エコペイズ内にサブ通貨を作成しておく
エコペイズ内にサブ通貨の口座を作成しておくのも手数料軽減におすすめです。エコペイズのアカウント内に米ドルやユーロなど通貨ごとにアカウントを作成することで複数のオンラインカジノにおいて取引ができるようになります。作成の方法も紹介していきましょう。エコペイズのサイトにアクセスし、ログイン後「マイアカウント」から、画面下の「通貨アカウントを追加」を選びます。
そして、任意の希望するアカウント名を設定し、通貨の種類を設定して保存すれば、サブアカウント完成です。新規にアカウントを作るよりも簡単にアカウントが作成できるので、使うかどうかは別にして、一度作ってみるのもおすすめです。
これによってヨーロッパ系のオンラインカジノもドル建てで運営しているオンラインカジノも両方自在に、しかも手数料をお得に入出金できるようになります。このように簡単で、手数料も安くエコペイズが利用できるため、エコペイズのサブ通貨のアカウントを設定しておきましょう。
アカウントをアップグレードする
エコペイズには、先ほどから紹介しているように5つのアカウントのグレードが存在します。そして、グレードがアップグレードされるたびに各種手数料がやすくなっていく仕組みです。その仕組みを利用して、自分のエコペイズのアカウントをアップグレードするのも手数料を安くするポイントと言えます。
まずは、クラシックアカウントからシルバーアカウントへアップグレードし、出金手数料が安くなるゴールドアカウントを目指すようにしましょう。
利用する通貨の時価をチェックしておく
時価となる為替レートをチェックするのもおすすめです。エコペイズでは通貨の交換をする際に為替レートをもとにした独自レートによって通貨を変更してくれます。この変更のタイミングを計らってエコペイズの入出金を行いましょう。
たとえば、1ドル150円のような円安のタイミングでエコペイズから出金を行い、1ドル120円のような円高のタイミングで入金をすれば、より多くのお金を出金(日本円)でき、より多くのお金(ドル)が入金できるようになります。
口座に資金は長期間入れない
エコペイズは、あくまでオンラインカジノへ入出金するための中間決済手段です。そのため、銀行のように貯金したり、運用したりといった用途での利用は避けましょう。事実、長期間エコペイズを利用しないとアカウントの口座管理手数料が発生し、場合によっては凍結されてしまうこともあります。そういった状況にならないようにこまめにオンラインカジノへ入金し、早い段階でエコペイズから日本の銀行口座などへ出金するようにしましょう。
まとめ
エコペイズは、利用するにあたって入出金や通貨を交換する交換手数料、休眠状態のアカウントには口座維持費のような手数料が発生します。そのような状況は、アカウントのグレードによって軽減することが可能です。
今回は、エコペイズの手数料の仕組みを解説し、その上で手数料がどのような流れで発生するかもまとめました。そして、アカウントにサブアカウントを作ったり、通貨の口座を工夫したり、あるいはアカウントのアップグレードといった手数料を減らす説明も行いました。
今回紹介した手数料の仕組みを理解し、節約法を実践することで、よりお得にエコペイズとオンラインカジノを利用できるようになるでしょう。
まずは、エコペイズのアカウントをつくり、目当てのオンラインカジノの通貨を調べるのがおすすめです。
ecoPayz(エコペイズ)
ecoPayz(エコペイズ)は国際的に活用できる”オンライン決済サービス”です。オンラインカジノの電子決済といえばエコペイズといわれるほど信頼と実績を誇ります。
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